出演者紹介

シンポジウム「河口堰の開門調査実現を!」

つる 詳子
自然観察指導員熊本県連絡会会長
熊本県八代市在住。球磨川における川辺川ダム反対運動や荒瀬ダム撤去運動、及びそれらに関連して、球磨川や不知火海をフィールドとした自然観察活動、 フィールド調査、漁業者の聞取りなどを20年前から実施。荒瀬ダム撤去の国内外の関心が高まる昨今は撤去に関する情報発信、流域の案内やエコツーリズム・ イベントの企画などにも追われている。

http://www.geocities.jp/naturenkmt/

浜田 篤信
元茨城県内水面水産試験場長
1936年福岡市に生まれ、幼少期を宮崎県延岡市の漁村で育つ。1962年東北大学農学部水産学科修士課程修了、同海洋学研究室助手を経て1964年から 茨城県農林水産部勤務。1996年茨城県内水面水産試験場長を最後に茨城県を退職。同年霞ヶ浦生態系研究所、2007年NPO法人霞ヶ浦アカデミーを設立、湖沼河川の生態系に関する研究に従事。霞ヶ浦開発事業、霞ヶ浦導水事業の見直しを求める市民運動を推進している。農学博士。

http://www.k-academy.sakura.ne.jp/


向井 貴彦
岐阜大学准教授(魚類学)
1971年生まれ。滋賀県出身。生物の多様性を遺伝子解析と野外調査によって研究し、現在の生物群集の成り立ちと現状を知るとともに、人為的な環境改変か らの保全を視野に入れた研究を行う。汽水域や淡水域の魚類を中心とした水辺の動物を主な研究対象とする。「岐阜市版レッドリスト」作成では魚類を担当。愛 知県の長良川河口堰検証では最適運用検討委員として活躍している。

三石 朱美
国連生物多様性の10年市民ネットワーク
2010年に名古屋で開催された生物多様性条約COP10を契機に、同条約の関連会議に継続して参加、世界中の先住民族や地域コミュニティの代表者と共 に、生物多様性が地域の文化や生活にもかけがえのない影響をもたらし、尊重されるべき事を発信している。2004年より日本環境法律家連盟(JELF)事 務局で勤務。沖縄ジュゴン米国訴訟などにも取り組んでいる。http://jcnundb.org/



次世代につなぐトーク「長良川に生きる」

大橋 亮一
長良川漁師
1935年(昭和10年)生まれ。岐阜県羽島市小熊出身。祖父から三代の川漁師。弟の修さんとともに長良川の漁を守り続け、現在愛知県長良川河口堰最適運 用検討委員を務める。父•定夫さんは、漁協役員として河口堰建設反対の先頭に立った。大橋兄弟と長良川の深いかかわりは、『長良川漁師口伝』(大橋亮一・ 修/磯貝政司/人間社2010)に見事に描かれている。

富樫 幸一
岐阜大学地域科学部教授(経済地理学)
岐阜に来た直後に河口堰の本体工事が着工され、全国のコンビナート調査で工水事業がとっくに見直されていた中でのことに驚き、木曽川水系フルプランでの工 業用水、さらには水道事業の過大な需要予測の誤りを批判してきた。現在、愛知県の河口堰最適運用検討委員会では利水チームで開門調査の代替案を提案してい る。伊藤他編(2003)水資源政策の失敗―長良川河口堰、等。

平工 顕太郎
長良川漁船「結(ゆい)の舟」代表

下家の鵜舟船
1983年(昭和58年)岐阜生まれ。長良川中流域に現存する地域固有の川風景を次代へ守り残すため、金華山麓の長良川を舞台に鮎を捕らえる伝統漁法の継 承、天然鮎の種付け、木造漁舟の修復などに従事。毎夜、山下家の鵜舟を操る傍ら、自身の漁船「結の舟」を開放し、住民や観光客、子どもたちに向けて長良川 の魅力と威力に触れる体験型の舟旅を提供。さらに川漁を実践しながら水辺に潜む危険とも向き合い、川での水難事故を防ぐ活動に尽力。水産学部卒。

http://yuifune.wix.com/yuino-fune




KenとMinoruの長良川ミニライブ♪

KenとMinoru

Accousticの達人Ken(白木けん)と、Fanaticの歌人Minoru(肥田稔)のコラボユニット。四半世紀来の音楽仲間だが、デュオでのジョイントはつい最近。奇跡?!の20分間ライブ、存分にお楽しみを。

♪予定曲 

①これがボクらの道なのか ②この町に生まれて(どてこんの歌) ③おかえりただいま 

④男らしいってわかるかい ⑤あァ開聞岳!